オーストラリアの大学で学べる学部一覧|専攻別の特徴とおすすめ大学【2025年版】

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オーストラリアの大学学部の仕組みと特徴

オーストラリアの大学では、日本でいう「学部課程」にあたるBachelor(学士号)が中心。
一般的に3年間(専門職・医療系は4年)で修了し、理論と実践の両立を重視した教育が行われています。
大学によってはインターンシップ・企業課題・海外研修
が単位として認められるなど、実践的な学びが特徴です。

🎓 オーストラリアの大学学部の主な特徴

  • 実践教育(Work Integrated Learning):インターンや企業プロジェクトが必修化されている学部も多い
  • 2学期制 or 3学期制:入学時期は2月・7月(大学によっては11月)
  • 柔軟な専攻選択:入学後に専攻(Major)を選ぶケースもあり、進路変更しやすい
  • 国際認定の多さ:AACSB(ビジネス)、EA(工学)など国際基準の認定を取得
  • 地方大学は永住ビザルートでも優遇(Regional都市指定)

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人気学部①:ビジネス・会計・経済学部(Business / Commerce / Economics)

オーストラリアで最も人気が高い分野のひとつ。
国際的な資格(CPA, CAANZなど)や実務経験につながるプログラムが豊富です。

  • 特徴
     ・インターンやコンサル課題が単位認定
     ・データ分析・起業・サステナビリティなど新領域も充実
  • 有名大学と特徴
     - シドニー大学(USYD):AACSB認定ビジネススクール。金融・経営学で世界上位。
     - メルボルン大学(UniMelb):経済学・会計学ともに世界トップ50常連。企業分析研究が強い。
     - クイーンズランド大学(UQ):産業連携が活発で、スタートアップ支援にも定評。
     - UNSWシドニー:ファイナンス・保険・データサイエンス系専攻が人気。
     - モナッシュ大学(Monash):国際MBAでアジア太平洋トップクラス。

会計についての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。


人気学部②:工学部・IT・情報科学(Engineering / IT)

AI・データサイエンス・ロボティクス・再生可能エネルギーなど、未来産業系の専攻が充実。
Engineers Australia認定の国際資格対応コースが多数あります。

  • 特徴
     ・実験・設計・チームプロジェクトを通じた実践教育
     ・AIやサイバーセキュリティなどの新専攻も拡大中
  • 有名大学と特徴
     - UNSWシドニー:世界トップ50。土木・電気電子・機械工学が特に評価。
     - クイーンズランド工科大学(QUT):AI・ICT分野で産業界との共同研究が盛ん。
     - アデレード大学(Adelaide):宇宙工学・防衛産業との連携拠点を有する。
     - RMIT大学(Melbourne):実務設計・デザインエンジニアリングで国内屈指。

ITについての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。


人気学部③:看護・医療・健康科学(Nursing / Health Science)

医療・看護・リハビリ系はオーストラリアで就職率が最も高い分野のひとつ
看護師や理学療法士は永住職業リスト(MLTSSL)にも掲載されています。

  • 特徴
     ・Clinical Placement(病院実習)が必修
     ・AHPRA登録に対応するカリキュラム構成
  • 有名大学と特徴
     - グリフィス大学(Griffith):看護・公衆衛生がQS世界上位2%。実習提携病院数が最多級。
     - ディーキン大学(Deakin):地方都市拠点で実習環境が充実。卒業生満足度が高い。
     - タスマニア大学(UTAS):看護教育の歴史が長く、地域医療との連携が強い。
     - シドニー大学(USYD):医学部附属病院と共同研究多数。臨床重視のカリキュラム。

看護についての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。


人気学部④:教育・心理・福祉(Education / Psychology / Social Work)

教育・心理・福祉分野は実習と資格が直結する職業系学部
卒業後は大学院を経てAHPRA・AASW登録に進む学生も多く見られます。

  • 特徴
     ・教育学部はTeaching実習(80〜100時間)必須
     ・心理・福祉は大学院進学で専門資格取得可
  • 有名大学と特徴
     - モナッシュ大学(Monash):教育・心理の両領域で世界上位50位。研究実績も豊富。
     - クイーンズランド大学(UQ):教育心理学・発達心理で高評価。
     - ニューキャッスル大学(UON):教師養成課程で実践重視。地方教育連携が強い。
     - タスマニア大学(UTAS):教育修士課程を含む総合的な州教育支援モデルを展開。

人気学部⑤:観光・ホスピタリティ(Tourism / Hospitality / Event Management)

観光立国オーストラリアならではの分野。
ホテル・観光・航空・イベント業界での就職につながる実践型学部です。

  • 特徴
     ・5つ星ホテルや航空会社での実習を単位化
     ・持続可能な観光(Sustainable Tourism)分野も拡大
  • 有名大学と特徴
     - グリフィス大学(Griffith):観光・ホスピタリティで世界1位常連。業界提携が豊富。
     - ウィリアム・アングリス(Melbourne):実務特化型の観光専門大学。現場教育中心。
     - 南クイーンズランド大学(USQ):地方観光・イベントマネジメントに強み。

観光学についての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。


人気学部⑥:建築・デザイン・クリエイティブ(Architecture / Design / Creative Arts)

建築・デザイン・映像・ゲームなど、創造性を生かした学びができる分野。
アートとテクノロジーを融合した実践型カリキュラムが魅力です。

  • 特徴
     ・ポートフォリオ提出が一般的
     ・デジタルデザイン・映像・UX/UIなど新専攻が充実
  • 有名大学と特徴
     - RMIT大学(Melbourne):デザイン教育で世界10位内常連。企業共同プロジェクトが豊富。
     - シドニー大学(USYD):都市計画・建築学で国際的評価。歴史ある建築学科を持つ。
     - QUT(ブリスベン):メディア・アート・映像分野に強く、スタジオ環境が充実。

人気学部⑦:環境・海洋・農学(Environmental / Marine / Agricultural Science)

自然資源と生態系を活かした「オーストラリアらしい学問」。
フィールドワークや研究航海など、実践的な学習機会が豊富です。

  • 特徴
     ・野外調査・海洋研究・再エネプロジェクトに参加可能
     ・サステナビリティ・環境マネジメントの専攻も人気
  • 有名大学と特徴
     - タスマニア大学(UTAS):IMAS(南極・海洋研究所)を擁し、海洋学で世界トップクラス。
    • クイーンズランド大学(UQ):環境科学・生態学で世界上位1%。
    • チャールズスチュアート大学(CSU):農業・水資源・環境管理の実地教育に定評。

海洋学についての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。


学士課程(Bachelor)の基本情報まとめ

項目内容
修業年限3年(看護・教育・工学などは4年)
入学時期2月・7月(大学によって11月も)
英語要件IELTS 6.0〜6.5(看護・教育は7.0)
学費目安A$35,000〜50,000/年(分野による)
ビザStudent Visa Subclass 500
卒業後Post-Study Workビザで最長5年滞在可(Regional大学優遇)

学部選びのポイント:キャリア・永住を見据えた戦略設計

  • 永住職業リスト(MLTSSL)対象の専攻を確認(看護・教育・IT・工学・会計など)
  • 付属英語コース(EAP)で条件付き入学も可能
  • 大学→大学院→卒業生ビザ→永住申請の中長期設計を意識

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まとめ:オーストラリア大学の学部は「実学×国際資格×キャリア直結」

  • 世界基準の教育で国際的スキルを習得
  • 学びながら資格・就労・永住ルートを現実的に目指せる
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