オーストラリアの大学院で学べる専攻一覧｜分野別おすすめ大学まとめ【2025年版】

オーストラリア大学院の仕組みと特徴
1. 🎓 オーストラリア大学院の主な特徴
人気専攻①：ビジネス・MBA・会計・経済（Business / MBA / Accounting / Economics）
人気専攻②：工学・IT・情報システム（Engineering / IT / Information Systems）
人気専攻③：看護・公衆衛生・医療・理学療法（Nursing / Public Health / Allied Health）
人気専攻④：教育・心理・ソーシャルワーク（Education / Psychology / Social Work）
人気専攻⑤：観光・ホスピタリティ・マネジメント（Tourism / Hospitality / Event Management）
人気専攻⑥：建築・都市計画・デザイン・クリエイティブ（Architecture / Design / Creative Arts）
人気専攻⑦：環境・海洋・農学・サステナビリティ（Environmental / Marine / Agricultural Science）
大学院進学の基本情報まとめ
専攻選びのポイント：キャリアと永住を見据えて
まとめ：オーストラリア大学院は「実践×研究×キャリア直結」

オーストラリア大学院の仕組みと特徴

オーストラリアの大学院は、学士号（Bachelor）修了後に進学できる修士課程（Master）／博士課程（PhD）が中心です。
多くの大学では、理論と実務を融合した応用型プログラム（Coursework）と、研究重視のResearch型（Thesis）の両方を提供しています。

🎓 オーストラリア大学院の主な特徴

入試なし・書類総合審査制：成績（GPA）、英語力、志望動機書などを総合判断
年2〜3回入学：2月・7月（大学によって11月も）
条件付き合格（Conditional Offer）制度あり
修士号の種類：
　- Master by Coursework（授業主体・一般的）
　- Master by Research（研究中心・博士進学志向）
修了後の就労・永住ルートが明確：Post-Study Workビザ対象期間が最長5年

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学部・成績・キャリアに合わせて、最適な大学院と専攻ルートをご提案します。

人気専攻①：ビジネス・MBA・会計・経済（Business / MBA / Accounting / Economics）

キャリアアップやマネジメント志向の社会人留学で最も人気の高い分野。
MBA・会計・ファイナンス・経済政策など、実務×理論×国際資格が揃います。

特徴：
　・MBAは平均2年制。多くがAACSB認定
　・CPA/CAANZ（会計士資格）対応のMaster of Professional Accountingも人気
　・インターン・企業連携プロジェクトが単位化
有名大学と特徴：
　- メルボルン大学（UniMelb）：MBA世界ランキング上位。経営理論研究で定評。
　- UNSWシドニー：金融・データアナリティクス・会計に強く実務志向。
　- クイーンズランド大学（UQ）：サステナブル経営・国際貿易分野で注目。
　- モナッシュ大学（Monash）：実務特化型MBAと国際ビジネスで世界評価。

MBAについての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。

人気専攻②：工学・IT・情報システム（Engineering / IT / Information Systems）

AI・サイバーセキュリティ・再生可能エネルギー・データエンジニアリングなど、
専門職資格と永住職業リスト（MLTSSL）の両方に直結する分野です。

特徴：
　・Engineers Australia 認定の修士課程で国際資格対応
　・IT系は企業プロジェクト必修型が主流
　・データサイエンス・AI・クラウド専攻が増加中
有名大学と特徴：
　- UNSWシドニー：工学全般で国内トップ。AI・電気電子が強い。
　- クイーンズランド工科大学（QUT）：ICT×ビジネス融合専攻が人気。
　- モナッシュ大学（Monash）：サイバーセキュリティと情報管理で国際連携多数。
　- RMIT大学（Melbourne）：実践型IT修士課程を提供。企業提携プロジェクトが豊富。

ITについての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。

人気専攻③：看護・公衆衛生・医療・理学療法（Nursing / Public Health / Allied Health）

医療・看護・公衆衛生分野は専門登録資格＋永住申請資格に直結する分野。
特にMaster of Nursing / Public Health / Physiotherapyなどが人気です。

特徴：
　・AHPRA登録対応の看護・理学療法修士が主流
　・疫学・医療政策・地域医療など実務寄りのコース多数
　・研究型進学では臨床データ分析も学べる
有名大学と特徴：
　- シドニー大学（USYD）：看護・公衆衛生で世界上位10位内。研究実績が圧倒的。
　- グリフィス大学（Griffith）：実習重視で、現場即戦力育成に強い。
　- ディーキン大学（Deakin）：オンライン×対面のハイブリッド教育が好評。
　- クイーンズランド大学（UQ）：医療統計・公衆衛生政策の研究拠点。

看護についての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。

人気専攻④：教育・心理・ソーシャルワーク（Education / Psychology / Social Work）

教育・心理・福祉の大学院課程は、国家登録資格（AHPRA / AASW）と強く結びつく分野です。
専門職転換・キャリア再構築を目的とした社会人留学が多いのも特徴。

特徴：
　・教育修士（Master of Teaching）は2年制で実習必須
　・心理修士はカウンセリング・臨床・発達など専攻細分化
　・福祉修士は実務経験＋AASW登録に直結
有名大学と特徴：
　- モナッシュ大学（Monash）：教育学・心理学ともに世界上位50位。
　- クイーンズランド大学（UQ）：心理・福祉分野の実証研究が強い。
　- ニューキャッスル大学（UON）：教育実習ネットワークが州内最大級。
　- タスマニア大学（UTAS）：遠隔教育＋地方教育改革モデルで注目。

ソーシャルワークについての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。

人気専攻⑤：観光・ホスピタリティ・マネジメント（Tourism / Hospitality / Event Management）

観光・ホテル・航空マネジメントなど、
国際的なサービス産業キャリアを志す留学生に人気の分野。
修士課程では経営・データ分析・ブランド戦略を学ぶ実践型構成です。

特徴：
　・観光学＋経営・マーケティングを融合
　・イベント運営・ホテル経営・観光政策を体系的に学ぶ
　・卒業後は業界就職または教育・研究職も視野
有名大学と特徴：
　- グリフィス大学（Griffith）：観光ホスピタリティで世界No.1常連。業界ネットワークが圧倒的。
　- ウィリアム・アングリス（Melbourne）：専門実務大学。マネジメント志向の社会人留学に最適。
- サザンクロス大学（SCU）：ホテル・イベント運営に特化した実践修士が人気。

観光学についての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。

人気専攻⑥：建築・都市計画・デザイン・クリエイティブ（Architecture / Design / Creative Arts）

芸術と技術を融合した創造系分野。
デザイン思考・都市計画・クリエイティブ制作など、作品と研究を両立する構成です。

特徴：
　・作品ポートフォリオ提出が一般的
　・建築はAACA認定課程で国際資格に対応
　・映像・UXデザイン・舞台芸術など多様な選択肢
有名大学と特徴：
　- RMIT大学（Melbourne）：デザイン教育で世界10位内常連。業界直結型教育。
- シドニー大学（USYD）：建築・都市デザインの研究評価が高い。
- QUT（ブリスベン）：メディア・クリエイティブ産業と産学連携強力。

人気専攻⑦：環境・海洋・農学・サステナビリティ（Environmental / Marine / Agricultural Science）

気候変動・生態系・資源管理など、オーストラリアならではの強みを持つ分野。
研究＋現場実践を両立したカリキュラムが中心です。

特徴：
　・環境科学・再生可能エネルギー研究が盛ん
　・海洋学・農業経済など地域産業と結びつく
有名大学と特徴：
　- タスマニア大学（UTAS）：IMAS（海洋・南極研究所）を擁し、世界的研究拠点。
　- クイーンズランド大学（UQ）：環境マネジメント・気候変動政策の研究で高評価。
　- チャールズスチュアート大学（CSU）：農学・水資源・環境教育に強い地方大学。

海洋学についての詳細はこちらもぜひ参考にされてください。

大学院進学の基本情報まとめ

項目	内容
修業年限	1.5〜2年（研究型は2〜3年）
入学時期	2月・7月（大学により11月も）
英語要件	IELTS 6.5〜7.0（分野により異なる）
学費目安	A$40,000〜55,000／年（専攻別）
ビザ	Student Visa Subclass 500
修了後	Post-Study Workビザで最長5年滞在可