スマートフォンの地図アプリ、災害時の被害予測、物流ルート最適化など、私たちの日常の多くで活用されている「位置情報」。
この分野で専門的に使われる技術が GIS(Geospatial Information Systems/地理空間情報システム) です。
オーストラリアは資源・環境・都市計画・防災の分野で GIS 活用が進んでおり、大学でも専門コースが充実しています。
本記事では、オーストラリア大学留学専門サポートセンターの視点から、GIS の特徴、大学選び、進学ルート、将来のキャリアをまとめてご紹介します。
GIS(地理空間情報システム)とは?
GIS は、位置情報を含むデータを地図上で可視化し、分析・判断を行うための技術です。
地図に以下のようなデータを重ね合わせて活用します。
- 人口・統計情報
- 交通量、インフラデータ
- 気象や環境データ
- 衛星画像・ドローン画像
- 土地利用・都市情報
Google マップのルート案内・混雑表示も GIS の一例ですが、実際には次の専門分野で強く求められています。
- 都市計画・再開発
- 災害予測・防災対策
- 農地管理・スマート農業
- 資源調査・環境保全
- 商圏分析・マーケティング
- 公共交通・医療サービス配置
近年では、国連 SDGs の進捗確認にも応用され、世界的に GIS の需要が増加しています。
GIS を学べるオーストラリアの大学(学士課程)
GIS を学士号として専門的に学べる大学は多くありませんが、以下の大学は SSSI(Surveying & Spatial Sciences Institute) の学歴ポイント対象で、専門家資格(GISP-AP)申請にも有利です。
フリンダース大学(アデレード)
Bachelor of Geospatial Information Systems
- 入学:3月、7月
- 期間:3年
- 英語:IELTS 6.0(各6.0)
- 条件:高校成績 80% 以上、または Foundation 修了
- 備考:GISP-AP 申請対象
RMIT大学(メルボルン)
Bachelor of Geospatial Science(Honours)
- 入学:2月、7月
- 期間:4年
- 英語:IELTS 6.5(各6.0)
- 条件:高校 GPA3.0 以上、または Foundation 修了
- 備考:GISP-AP 申請対象
日本の大学卒なら修士(Master)からの進学も可能
学士号を持っていれば、専攻不問で修士号から GIS を学べる大学が多数あります。
文系出身・未経験者でもキャリアチェンジ可能な分野です。
フリンダース大学(アデレード)
Master of Geospatial Information Science
- 期間:2年
- 英語:IELTS 6.0(各6.0)
- 備考:GISP-AP 対応
RMIT大学(メルボルン)
Master of Geospatial Science
- 期間:2年
- 英語:IELTS 6.5(各6.0)
カーティン大学(パース)
Master of Geospatial Intelligence
- 期間:2年
- 英語:IELTS 6.5(各6.0)
クイーンズランド大学(ブリスベン)
Master of Geographic Information Science
- 期間:2年
- 英語:IELTS 6.5(各6.0)
- 関連学部は 1.5 年に短縮可能
GIS 専攻の卒業後のキャリア
GIS の専門性は多業界で重宝され、次のような職種に繋がります。
- GISアナリスト
- Geospatial Specialist(地理空間スペシャリスト)
- Remote Sensing Officer(リモートセンシング担当)
- Spatial Scientist(空間科学者)
- 自然資源・環境関連の情報担当
- データ分析/都市計画コンサルタント
- 防災・インフラ関連のアナリスト
就職先の例:
- 行政機関(都市計画・防災・交通)
- 環境・資源・エネルギー系企業
- 不動産・建設・インフラ
- コンサルティング会社
- 大学・研究機関
出願準備の流れ
1. 英語スコアの取得
多くの大学では次が目安です。
- 学士:IELTS 6.0〜6.5
- 修士:IELTS 6.5
スコア不足の場合は、大学付属英語学校 → 進学の組み合わせも可能です。
2. 必要書類の準備
- 卒業証明書(日本語・英語)
- 成績証明書(日本語・英語)
- IELTS/TOEFL スコア
- パスポートコピー
3. オンライン出願
希望大学が決まったらオンライン申請へ進みます。
無料の留学相談(オーストラリア大学留学専門サポートセンター)

当センターでは、
- 希望内容に合わせた大学の選定
- 英語スコア・進学条件の確認
- 出願書類のサポート
- 入学後の現地サポート(主要都市オフィスあり)
まで、すべて無料で対応しています。
GIS 分野に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。

