「大学 or 大学院はどっちが有利?」「専門学校でもいける?」「卒業後のビザやポイントは?」——オーストラリア大学留学専門サポートセンターが、IT分野から永住権につなげる実務的な道筋を解説。大学・大学院進学の違い/職種別コース選び/卒業後のビザ戦略まで、最新動向を踏まえて整理します。
※移民法の要件は更新されるため、出願前に必ず最新条件を当センターで再確認をお願いします。
結論:IT分野は「永住権との相性が良い」——ただし職種×学歴の設計がカギ
- ITはスキル不足職に該当しやすく、職種次第で永住ルートに乗せやすい領域。
- ただし職種によって必要学歴(大学・大学院/専門学校)が異なるため、コース選びが命。
- 在学中〜卒業後ビザ(卒業生ビザなど)→州ノミネーション→永住権の一連を逆算して、都市やキャンパス選びまで連動させるのが重要。
永住権に“つながりやすい”IT職種と推奨コース設計
大学・大学院(Bachelor/Master)が基本の職種
- Software Engineer/Developer
- ICT Business Analyst/Systems Analyst
- Cyber Security Specialist
- Network/Systems Engineer など
→ 学士3年 or 修士1.5〜2年で、学部内容とANZSCO職務の整合性を担保。アセスメント機関の要件(専攻・ユニット数)に合う設計がポイント。
専門学校(Diploma/Advanced Diploma)から狙える職種(一部)
- Telecommunications Network Planner/Field Engineer など通信系
→ 職責・実務の裏付けとコース内容の適合が肝。大学付属カレッジやTAFE経由→編入で上位学歴を足しておくと選択肢が広がります。
学歴要件・評価基準(スキルアセスメント)は職種ごとに異なります。出願前に職務コードとの整合を当センターで診断します。
大学 vs 大学院:どちらが有利?
- 大学(学士):3年制で早く職歴フェーズに入れる。若年ポイントを活かしやすい。
- 大学院(修士):文系出身からIT転身が可能なプログラムが多く、専攻の合致性を作りやすい。研究・高度職種で評価されやすいケースも。
- 共通:英語条件(IELTS Academic 6.0〜6.5目安)と、コース内容が職種要件に合うかが最重要。
留学〜永住権までのロードマップ(標準像)
STEP1|IT系で2年以上(登録週数92週以上)の就学(学生ビザ)
- 大学・大学院・専門学校いずれも対象。英語条件に満たない場合は付属語学→本課程で調整。
- 科目設計は“職種アセスメント基準から逆算”して時間割を作ります。
STEP2|卒業生ビザ(学歴・学位に応じて期間付与)
- 例:大学・大学院修了=おおむね2年(地方大学で延長可のケース有)/Diploma系=最長1.5年など。
- 申請英語はIELTS 6.5(各5.5)が目安。年齢要件は最新を確認(引き下げのトレンド)。
- 在留中に職歴・英語・スキルアセスメントを揃えて、次段の指名・ポイントを固める。
STEP3|州ノミネーション(州スポンサー/地方ポイント)
- 都市部(シドニー・メルボルン・ブリスベン等)以外のレジオナル指定で有利要素がつく場合あり。
- ポイントテーブル(年齢・英語・学歴・職歴・州指名など)を満たす設計に。必要ポイントは州により変動。
STEP4|永住権(PR)申請へ
- 在住年数・就労実績・所定ポイントが基準。職種・州要件・需要で変動。
- 目安として就学開始から5〜6年での到達事例が多い一方、要件変更や雇用状況により前後します。
都市選び・キャンパス選びで結果が変わる
- レジオナル指定都市の大学・キャンパスは、卒業生ビザ延長・ポイント面でメリットが出る場合あり。
- IT企業・インターン機会を考えると、大都市圏の周辺レジオナルも有力。就職とポイントの最適バランスを設計。
英語・就活・コスト最適化の実務Tips
- 英語:渡航前にIELTS Academicの所要スコアを確保→語学費用と在学期間を短縮。
- 就活:在学中からITインターン・業界イベント・GitHub/ポートフォリオ整備で卒業直後の就労を早期化。
- 費用:大学の留学生授業料免除(10〜30%)は出願時自動審査が多数。複数校同時出願→奨学金額で比較が定石。
よくある質問(FAQ)
Q. IT未経験でも大学院から永住権を狙えますか?
A. 可能です。ITコンバージョン型の修士で専攻整合を作り、インターン/就業で職歴ポイントを積みます。学士での横断専攻も可。
Q. 専門学校スタートは不利ですか?
A. 通信系職種ではDiploma→実務→アセスメントで進む道も。将来の幅を広げるなら付属カレッジ→大学編入の“段階設計”が堅実です。
Q. 英語はどのくらい必要?
A. 入学でIELTS 6.0〜6.5(専攻により上振れ)。卒業生ビザ申請では6.5(各5.5)目安。高得点ほどポイント・求人で有利。
Q. 奨学金はありますか?
A. 多くの大学で授業料免除型(10〜30%)を実施。出願時の自動審査が主流です。締切と成績要件に注意。
当センターの無料サポート(大学・大学院どちらもOK)
出願手続き代行/奨学金適用確認/科目設計の職種整合チェック/学生ビザ申請サポートまで無料で伴走。
ご自身で進める場合と費用負担は変わりません。手続きと期日管理を任せて、英語学習やポートフォリオ作成に専念できます。
