オーストラリアで学ぶキャビンアテンダント:大学・専門学校のコースと進路ガイド

大学留学

英語を活かして世界で働きたい。そんな夢を持つ方に人気なのが、オーストラリアのキャビンアテンダント(客室乗務員)養成コースです。
現地では大学やTAFE(州立専門学校)を中心に、航空会社で求められる接客スキルや安全知識を実践的に学ぶことができます。
本記事では、パイロット・航空管制などと並ぶ航空分野の中でも、CAを目指すための最短ルートを、オーストラリア大学留学専門サポートセンターが詳しくご紹介します。※航空学の詳細については別記事もご覧ください。


キャビンアテンダント(CA)とは?仕事内容と役割

キャビンアテンダント(Cabin Attendant/Cabin Crew)は、航空機内で乗客の安全と快適さを守る専門職です。
フライト中の接客だけでなく、非常時の安全確保・救急対応・乗客誘導など、多岐にわたるスキルが求められます。

主な業務内容:

  • 搭乗時の案内・安全デモンストレーション
  • 機内サービス(飲食・アメニティ提供など)
  • 緊急時の対応・救命処置
  • 航空保安・危険物管理

オーストラリアでは、航空業界を専門的に学べるコースが整っており、CAとして必要な知識と実践力を体系的に身につけることができます。


オーストラリアでCAを学ぶメリット

  • 🌏 多国籍環境で実践的な英語力を習得できる
    授業・訓練・ロールプレイすべて英語。世界中の学生とチームワークを学ぶ環境。
  • ✈️ 現地航空会社の研修・インターンチャンスも
    一部コースでは現地空港や航空関連企業での実習を導入。
  • 🎓 大学・TAFE・専門学校で進路を選べる柔軟性
    大学ではホスピタリティやツーリズム専攻+CA訓練、TAFEでは航空管理+Cabin Crew Certificateなど、目的に合わせて選択可能。

学べる内容:キャビンアテンダント専攻のカリキュラム例

コースでは航空理論だけでなく、接客・安全・応急処置・緊急対応など現場即戦力スキルを総合的に学びます。

主な履修科目:

  • 航空業界の基礎知識・運用管理
  • 航空安全と保安手順
  • 緊急時対応・応急処置(First Aid)
  • サービスマナーとコミュニケーション
  • 機内サービス実技(飲食提供・調理室業務)
  • 危険物・不法行為への対応法
  • 航空業界向け履歴書作成・就職対策

実際の航空機キャビンを再現したトレーニング設備を持つ学校も多く、シミュレーターを用いた実践訓練が可能です。


修了後に取得できる資格とレベル

学位・資格名レベル主な学習内容想定進路
Certificate III in Aviation (Cabin Crew)専門基礎機内業務・保安・接客・安全管理航空会社クルー応募レベル
Diploma of Aviation (Aviation Management)準学士相当航空運用・マネジメント・安全運航管理空港・航空運用・CA採用補助職など

日本でいう専門学校〜短大レベルに近く、実務直結型の資格。大学卒業者が履修すれば、より採用選考で優位になるケースもあります。


入学条件・必要な英語力

  • 英語力:IELTS Academic 6.0(各5.0以上)が目安
  • 学歴:高校卒業(または同等資格)
  • 健康・体力条件:安全上の理由で健康証明が必要。航空会社採用時は視力や身長基準(例:161cm〜)なども加わります。

英語力が満たない場合は、付属語学学校または提携英語コースを一定期間受講することで、IELTSスコアなしでも進学できる「パスウェイ入学」も可能です。


語学準備の目安期間

まったくの初級レベルからIELTS6.0を目指すには、約9〜12か月の語学留学が一般的。
当センターでは、現地提携校(ELICOSコース)+CAコース進学プランを無料で個別設計できます。
英語学習期間を有効に使うため、早めの準備がポイントです。


キャビンアテンダント志望者に人気の学校

✈️ William Angliss Institute(メルボルン)

  • コース名:Certificate III in Aviation (Cabin Crew)
  • 期間:6か月
  • 入学時期:2月・7月
  • 英語力:IELTS 6.0(各5.0)
  • 学費:約A$10,800

TAFE WA(パース)

  • コース名:Diploma of Aviation (Aviation Management)
  • 期間:1年間
  • 入学時期:2月・7月
  • 英語力:IELTS 6.0(各5.0)
  • 学費:約A$16,940

他にも、南オーストラリア大学やグリフィス大学などでホスピタリティ・ツーリズム×航空を組み合わせた学士課程もあり、
将来的にマネージャー職や地上職へのキャリア拡張を狙う方に人気です。


卒業後のキャリア例

  • 国内外の航空会社(CA・グランドスタッフ)
  • 空港オペレーション、搭乗手続き担当
  • 航空会社本社(安全管理・運航サポート)
  • ホスピタリティ・旅行業界・VIPサービス関連職

オーストラリアでの就学後に現地採用される方もいれば、
日本帰国後に外資系・国内航空会社の採用試験でアピールされる方も多数います。


出願・準備の流れ

  1. 興味のあるコースを選定
  2. IELTSまたは語学コースで英語力証明
  3. 出願書類作成(成績・卒業証明・パスポート)
  4. コース申込 → CoE発行 → 学生ビザ申請
  5. 渡航準備・現地到着後のオリエンテーション

無料サポートのご案内

当センターは、全豪主要大学・TAFE・専門学校の公式出願窓口です。
出願・ビザ申請サポート・現地生活アドバイスまですべて無料で対応します。

専門的な手続きを任せることで、英語試験対策や面接練習など「本来の準備」に集中できます。
ご希望に応じて、航空会社志望者向けの面接トレーニング付き進学プランもご案内可能です。

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