【2025年最新】オーストラリアのビザ申請方法|大学・大学院留学から卒業後の就労・永住まで解説

大学留学

オーストラリアのビザ申請を正しく理解する

オーストラリアで大学・大学院へ留学する場合、滞在期間を問わずビザの取得は必須です。
かつては紙の書類で申請していましたが、現在はすべてオンライン(eVisa)で完結します。

学生ビザ(Subclass 500)をはじめ、卒業後の就労を可能にする卒業生ビザ(Subclass 485)など、目的に応じて制度が整っており、英語圏の中でも申請フローが明確なのが特徴です。

本記事では、大学・大学院留学を前提とした主要ビザの種類、申請手順、費用、そして卒業後の滞在を見据えたルートまでを、オーストラリア大学留学専門サポートセンターが解説します。


大学・大学院留学で必要な主なビザ

学生ビザ(Student visa:Subclass 500)

大学・大学院など3か月以上の就学を伴う場合に必要なビザです。
CRICOS認定校への入学許可(CoE)が必須で、一定の成績維持・出席率・保険加入(OSHC)が義務付けられています。

項目内容
サブクラスSubclass 500
有効期間最長5年(コースにより異なる)
申請費用2,000AUD(約19万円)
申請方法ImmiAccountを通じてオンライン申請

学生ビザは大学進学・大学院進学・TAFE経由の編入すべてに共通する基盤となります。

▼学生ビザ申請についてはこちらの記事もご確認ください


卒業生ビザ(Graduate visa:Subclass 485)

オーストラリアで学士号(Bachelor)または修士号(Master)以上を取得した卒業生が、現地での就労経験を積むために申請できるビザです。
永住権申請前の実務経験を得る目的で申請するケースが多く、大学・大学院卒業が前提です。

項目内容
サブクラスSubclass 485
有効期間18か月〜最大4年(専攻・学位により異なる)
申請費用2,300AUD〜(約22万円〜)
主な条件大学・大学院卒業資格、IELTS6.5以上(各5.5以上)

このビザは「永住権を目指す留学生」にとって極めて重要なステップとなります。


観光ビザ(ETA:Subclass 601)

短期の学校見学や語学研修を目的とする場合に利用可能です。
3か月以内の就学が認められていますが、大学入学や長期留学には適しません。

項目内容
サブクラスSubclass 601
滞在期間最長3か月(有効1年)
申請費用20AUD(約1,900円)
申請方法AustralianETAアプリから申請

ワーキングホリデービザ(Subclass 417)

大学卒業後に一時的な就労や英語環境を体験したい人向け。
ただし、大学進学や研究目的の滞在には不向きです。
年齢制限(18~30歳未満)があります。


オーストラリアビザ申請の流れ(eVisa)

学生ビザ・卒業生ビザを中心に、申請は「ImmiAccount」で行います。

  1. 申請条件の確認
    学校の入学許可書(CoE)、OSHC加入、資金証明、GST(Genuine Student Test)の準備を整える。
  2. ImmiAccount作成
    公式サイトでアカウントを作成。
  3. オンライン申請
    「Student Visa(Subclass 500)」または「Graduate Visa(Subclass 485)」を選択し、必要書類をアップロード。
  4. 申請料金の支払い
    クレジットカード(Visa Secureなど)で決済。支払い後にTRN番号(照会番号)を必ず保存。
  5. 審査・結果通知
    結果はメールまたはImmiAccountで確認。必要に応じて健康診断が求められる場合も。

卒業後の進路と永住権への展開

大学・大学院卒業後は、卒業生ビザを経て永住権(PR)につなげるルートが現実的です。
永住権申請では職業リスト(MLTSSL)に基づく学位・職歴要件が重視されるため、大学選びの段階から職業評価機関の要件を意識することが重要です。

たとえば、看護学・ソーシャルワーク・エンジニアリングなどは卒業後の永住申請がしやすい代表例です。


よくある質問(FAQ)

Q. 学生ビザ申請に英語スコアは必要ですか?
A. はい。大学進学では一般的にIELTS Academic 6.0〜6.5以上が必要です。大学院では7.0を求める専攻もあります。

Q. 健康診断は必須ですか?
A. 医療・教育分野への進学者、または長期滞在者は大使館指定医療機関での受診が必要です。

Q. 卒業生ビザの申請にはどんな学位が必要ですか?
A. 原則として、オーストラリアでの学士号(Bachelor)以上が対象です。TAFE修了のみでは申請できません。


オーストラリア大学留学専門サポートセンターによる無料サポート

学生ビザ・卒業生ビザの申請を無料でサポートしています。
オーストラリア大学留学専門サポートセンターでは、CoE取得、GST作成、ImmiAccount申請などビザ関連の手続きを、大学出願とあわせて一括支援。
ご希望の専攻・大学・渡航時期に合わせた最適なビザ申請プランを無料相談でご案内しています。


まとめ

  • オーストラリア留学には必ずビザ申請が必要。
  • 大学・大学院進学には学生ビザ(Subclass 500)が基本。
  • 卒業後の就労には卒業生ビザ(Subclass 485)が鍵。
  • 永住を視野に入れるなら、大学専攻と職業リストの整合が重要。
  • 専門センターの無料相談で、出願からビザ申請までを一括サポート可能。

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