いわゆる「語学力の向上」を目的に留学する方も多いかと思います。
世界共通語である英語が話せるようになったら、外国の友達ができたり、ネイティブと自然にジョークを言い合ったり、海外旅行の際に現地の人と会話ができるようになったり、日本国内だけではなく「世界」へと活躍の幅を広げることもできます。日本を離れて日常的に英語を使う環境に自分自身を置くことで効率的に英語力を伸ばすことができるのは海外留学の大きなメリットです。
また、海外の大学、大学院での学位取得、スキルや知識をえられることも一緒の財産になります。
しかし、語学力の向上や学位取得は「目的(ゴール)」ではなく、あくまでも留学生活を成功させるため、将来の仕事に役立たせるための「手段(ツール)」に過ぎません。
留学中、日本での固定観念を捨てて柔軟に物事を考えなければ乗り越えられない壁に遭遇することも多々あると思います。
その壁を乗り越えられた時に自然と異文化・異習慣への理解が深まり、物事の見え方や考え方が少しずつ変わってきます。そして新しい自分、強くなった自分に変わることができます。それこそが留学をする本当の意義です。