オーストラリア留学を検討する際、多くの方が最初に直面するのが費用の問題です。「自己負担を抑えたい」「返済不要の奨学金を活用したい」と考えて情報収集を進めている方も多いのではないでしょうか。
実際、オーストラリアには返済不要の給付型奨学金が複数存在し、大学や大学院を中心に授業料の一部免除から大幅な減額まで幅広い制度があります。一方で、「成績が優秀でないと難しいのではないか」「自分にも利用できるのか分からない」と不安を感じる方も少なくありません。
本記事では、返済不要(給付型・授業料免除型)の代表的な奨学金の種類や制度、条件を整理しながら、「実際に利用できる可能性があるのか」をわかりやすく解説します。
費用面の不安を解消し、現実的な留学プランを検討するための参考にしてください。
多くの大学は出願時に自動審査され、授業料の10〜50%免除などが適用されるケースがあります。

奨学金の基本:オーストラリアの大学・大学院が提供する奨学金のほとんどが自動審査・給付型
- 方式:給付型(返済不要)/Tuition Discount(授業料の一定%免除)
- 審査タイミング:出願と同時に自動審査が基本(別申請・締切ありの大学も一部あり)
- 主な評価軸:最終学歴の成績(GPA/WAM)、英語要件の充足、フルタイム在籍、対象コース など
- 適用対象:学部・大学院(Coursework/一部Research)、国・地域別バースアリーを設ける大学も
高校生は、調査書の評定UP=免除率UPに直結。
大学生・社会人は、学部GPA/WAMの底上げと英語スコアの早期確保がポイント。
よくある“適用条件”と対策
- 成績:高校評定/学部GPA/ATAR/WAM(70〜75%目安)
→ 主要科目の底上げ、シラバス整備でアピール材料を明確化 - 英語:IELTS Academic 6.5〜7.0(専攻により上振れ)
→ 渡航前のスコア確保で英語コース回避=数十万円規模の節約 - 在籍形態:フルタイムが前提、対象外の専攻に注意
- 期日:別申請型は年数回締切 → 出願を9〜12か月前に開始
GPA、ATAR、WAMとは?
オーストラリアの奨学金や大学出願では、成績基準として「GPA」「ATAR」「WAM」といった指標が用いられます。それぞれ評価方法が異なるため、事前に理解しておくことが重要です。
まずGPA(Grade Point Average)は、日本の大学でも一般的に使われている成績指標ですが、オーストラリアでは7段階評価が採用されているケースが多く、日本の4段階評価とは基準が異なります。そのため、奨学金申請や出願の際には換算が必要になります。目安としては以下の通りです。
- GPA7(A+相当):日本GPA4/85〜100%
- GPA6:日本GPA3/75〜84%
- GPA5:日本GPA2/65〜74%
- GPA4:日本GPA1/50〜64%
- GPA3以下:Fail(50%未満)
ただし、大学ごとに評価基準は異なるため、あくまで参考値として捉える必要があります。
次にATAR(Australian Tertiary Admission Rank)は、主にオーストラリアの高校生が大学進学時に使用する指標で、0.00〜99.95のスコアで同年代の中での順位を示します。例えばATAR80の場合、上位20%に位置していることを意味し、日本の偏差値に近い考え方です。難関大学や奨学金を目指す場合、このスコアが重要になります。
WAM(Weighted Average Mark)は、大学での成績評価に使われる指標で、各科目の点数と単位数をもとに算出される加重平均です。100点満点で評価され、単位数の大きい科目ほど全体の成績に与える影響が大きくなります。
これらの指標は奨学金の合否や支給額にも大きく関わるため、「自分の成績がどの程度評価されるのか」を正しく把握することが重要です。もし換算や判断が難しい場合は、弊社のスタッフまでご相談ください。

申し込みは難しくない:基本は「出願=審査スタート」
- 志望校へオンライン出願(成績・英語スコア・パスポート等)
- 大学側がオファーレターと同時に奨学金適用可否・免除%を通知
- 受諾・デポジット → CoE発行 → ビザ申請へ
※ 別申請型は締切固定(年数回)のことがあるため、入学予定の9〜12か月前に動くと安全。
返済不要!代表的な奨学金・授業料免除(例)
ここでは留学生向けの、オーストラリアの大学・大学院の奨学金代表例を州別にピックアップ(割合は目安)。※最新要件は大学公表情報をご確認ください。
クイーンズランド州(QLD)
- University of Queensland(UQ):Merit型/定額$6,000 ほか
- Queensland University of Technology(QUT):20%免除(成績優秀)
- Griffith University:20〜25%免除(GPA基準あり)
- CQU/USC/USQ/Bond:15〜50%の幅広いバースアリーを展開
ニューサウスウェールズ州(NSW)
- University of Sydney:20%免除/定額$5,000〜$60,000(期日あり)
- UTS(Sydney):15〜30%免除(学部・大学院対象)
- Macquarie:定額$5,000/年(対象国指定)
- UoW(Wollongong):最大30%免除
ビクトリア州(VIC)
- Monash University:定額$10,000/年(成績基準)
- Swinburne University of Technology:20〜30%免除(学部・大学院)
- La Trobe University:15〜25%免除(成績連動)/Alumni 10%
- Deakin University:15%免除(付属カレッジ含む)/RMIT、Victoriaも免除枠あり
西オーストラリア州(WA)
- Curtin University:20〜40%免除/定額$10,000の枠あり
- UWA/ECU/Murdoch University:留学生向けの授業料免除・バースアリーを複数設定
南オーストラリア州(SA)
- University of South Australia(UniSA):15%免除(GPA基準)
- Flinders University:20〜50%免除(成績により段階)
- Adelaide University:Go8の代表校として複数スキームあり
タスマニア(TAS)/ノーザンテリトリー(NT)/ACT
- UTAS:25%免除(成績審査)
- Charles Darwin(CDU):30%免除
- ANU/University of Canberra:Merit型の割引枠・指定スキームあり
ポイント:“免除% × 在籍年数”で総額は大きく変化。2年制Masterなら同じ%でも家計インパクトが倍になります。
その他の大学・大学院の詳細な奨学金情報については
オーストラリアの大学・大学院奨学金について をチェック!
節約効果を最大化するコツ(当センター推奨)
- 複数校に同時出願して、免除率・総費用を比較
- 入学月(2月/7月/10月)×プログラム長で在籍月の最小化
- 都市・滞在の見直し(中心地→郊外シェアで月数百ドル圧縮)
- 日本側奨学金(JASSO/トビタテ等)も並行申請
- オファー条件の精査:免除の継続要件(成績維持)を事前確認
無料:出願から奨学金適用、ビザまで“丸ごと”伴走
当センターは、出願手続き代行・奨学金適用の確認・学生ビザ申請サポートまで無料で対応。
正規手続きのため、ご自身で進める場合と費用は一切変わりません。
- 志望校の免除%レンジと総費用試算を個別に可視化
- CoE/OSHC/GS文書まで実務をフルサポート
- 事務作業を手放し、学力・英語・準備に専念 → 入学後の立ち上がりがスムーズ
👉 無料カウンセリングを予約する(2026年入学の最適プラン/免除最大化の戦略設計)

まとめ
- 豪州の留学生向け奨学金は返済不要の授業料免除型が主流。多くは出願時に自動審査。
- 成績・英語・期日順守が免除率を左右。早めの出願でチャンスが広がる。
- 実務(出願〜ビザ)は当センターの無料サポートを活用し、コスト最適化と手戻り防止を。

