日本の4月入学と異なり、オーストラリアの大学は二学期制(Semester)と三学期制(Trimester)が主流です。
一般的な入学期は2月・7月(+三学期制は10月)。さらに、直接入学/ファウンデーション/ディプロマ/英語コースといった複数ルートがあり、ルートごとに出願時期や準備の順序が変わります。本記事では、当センターの視点で最短で失敗しない進学計画を整理します。
学期制度と入学月の基本
- 二学期制(Semester):入学は通常 2月/7月
- 三学期制(Trimester):入学は 2月/7月/10月
大学・専攻により例外あり。三学期制でも学部によっては2回入学のみのケースあり。
代表大学の学期イメージ(例)
- 二学期制の例:メルボルン大学、シドニー大学、クイーンズランド大学 ほか
- 三学期制の例:グリフィス大学、サザンクロス大学(一部コース)、CQU(一部コース) など
最新の学期カレンダーは各大学ページで要確認。専攻別の差異にも注意。
4つの進学ルートと入学時期の考え方
① 直接入学(Bachelor 1年次へ)
- 目安:高校成績+IELTS 6.0–6.5(専攻で上振れ)
- 入学:二学期制 2月/7月、三学期制 2月/7月/10月
- 特徴:在学期間・学費を最短化しやすい。要件未達なら下記ルートへ迂回。
② ファウンデーション経由(大学準備課程)
- 目安:半年〜1年で基礎学力とアカデミックスキルを養成
- 入学:大学によりばらつくが2月/7月が中心
- 特徴:直接入学基準に未達でも1年次進学へ。追加の時間・費用が発生。
③ ディプロマ経由(2年次編入ルート)
- 目安:約1年で大学1年相当の単位取得 → 2年次編入
- 入学:2月/6月/9月など大学・カレッジにより多様
- 特徴:学費が抑えやすい。ただしトップ校では非対応のことも。TAFE経由も選択肢。
④ 英語コース(EAP/ELICOS)経由
- 対象:英語条件が未達の方
- 入学:毎月(学校により毎週)開講が一般的
- 特徴:必要週数は現在スコア次第(例:10〜40週)。終了基準達成→上位ルートへ接続。
逆算スケジュール(例:2月入学を狙う場合)
- 12〜9か月前:専攻・都市・大学の仮決め/英語学習本格化
- 8〜6か月前:出願(成績証明、英語スコア、パスポート)/複数校並行
- 5〜3か月前:合格受諾→授業料デポジット→CoE発行/OSHC加入
- 3〜1か月前:学生ビザ(GS)申請/住居・航空券/到着オリエン確認
7月・10月入学も同様に、入学月から6〜9か月遡るのが安全。
英語コース経由は、必要週数分さらに遡って開始します。
出願のタイミングと必要書類
出願時期の目安
- 2月入学:前年 5〜8月
- 7月入学:前年 10月〜当年1月
- 10月入学:当年 1〜4月
基本書類
- 高校の成績証明書(英文+日本語)
- 卒業証明書(英文)
- 英語試験スコア(IELTS/TOEFL/PTE など)※なければEAP提案可
- パスポートコピー
出願は費用不要/入学義務なしが一般的。査定で学費概算や必要英語週数が明確になります。
どの入学月を選ぶべき?
- 2月:年間のメインインテイク。科目選択の自由度が高い。
- 7月:日本の春入学組が中間で合流。渡航準備に時間を取りやすい。
- 10月(三学期制):出願機会を逃した場合のリカバリーに有効。科目提供は要確認。
無料の出願手続き代行・ビザ申請サポート
当センターでは、大学出願の手続き代行から学生ビザ申請サポートまで一貫して無料で対応します。
正規ルートで進めるため、ご自身で行う場合と費用は一切変わりません。
- 専門的アドバイス:専攻・学期・ルート設計、必要英語週数の試算、オファー条件の精査
- 英文コミュニケーションを代行:大学窓口/付属英語/OSHC/滞在先の調整
- 時間創出のメリット:事務作業から解放 → 英語対策・生活準備に集中
- その結果、入学後の学業・生活をより良い形でスタートできます。

まとめ
- 入学機会は2月・7月(+10月)。ルートにより準備の順序と締切が変わる。
- 安全策は、入学月から6〜9か月遡り、英語コース経由なら必要週数分さらに前倒し。
- 出願〜ビザまでの実務は、当センターの無料代行を活用し、スピードと正確性を両立させましょう。