「オーストラリアの大学で写真を学びたい」「海外の多文化環境で写真表現を広げたい」
そんな希望を持つ方にとって、オーストラリアは大変魅力的な学習環境です。
多文化都市の街並み、雄大な自然、独特の光の世界など、写真作品にインスピレーションを与える要素が多く、大学での学びも理論・技術の両面から充実しています。
ここでは、オーストラリア大学留学専門サポートセンターの視点から、
- 写真学ではどんなスキル・分野を学ぶのか
- 大学ごとの特徴と入学条件
- 成績に応じた進学ルート
- 写真留学に向けた準備ポイント
をわかりやすくまとめて解説します。
写真学とは?どんな勉強をする分野?
写真学(Photography)は、撮影技術 × 視覚表現 × 社会的文脈を学ぶ学問分野です。
専攻できる内容は大学によって異なりますが、一般的には次のような領域を扱います。
- 撮影技術(デジタル・アナログ両方)
- ライティング・スタジオ撮影
- 画像編集(Photoshop・Lightroom・デジタル加工)
- 映像制作
- 芸術理論・メディア論
- ビジュアルストーリーテリング
- 作品企画・展示
- 写真の社会的意味・歴史・文脈研究
オーストラリアの教育は実践重視で、撮影スタジオ・編集室・暗室などが充実しており、作品制作と理論学習の両面を高い水準で身につけられます。
写真が学べる主な大学
- RMIT University(メルボルン)
- Deakin University(メルボルン)
- Griffith University(ブリスベン)
- University of Wollongong(NSW)
- Edith Cowan University(パース)
- University of Adelaide(アデレード/Group of 8)
それぞれの特徴を以下で詳しく見ていきます。
RMIT大学(RMIT University)
アート分野で世界的評価が高く、世界で最初に写真コースを設立した大学として知られています。
産業界との連携が強く、企業プロジェクトへの参加やメンター制度が充実しています。
Bachelor of Arts(Photography)
- 入学:2月・7月
- 期間:3年
- 学費:34,560ドル/年
- 要件:IELTS 6.5(各6.0以上)
- 提出:写真作品(最大8点)+志望理由書
- 進学:
- 高校成績3.0以上 → 大学に直接進学
- 2.0以上 → Certificate IV + Diploma → 大学2年次編入
ディーキン大学(Deakin University)
写真をアートとして学ぶ場合と、メディアや人文分野と組み合わせて学ぶ場合の2つの選択肢があります。
Bachelor of Creative Arts(Photography)
- 期間:3年
- 学費:33,600ドル/年
- 要件:IELTS 6.0(各6.0以上)
- 提出:作品6〜8点+志望理由書
Bachelor of Arts(Photography)
- 作品提出なし
- 人文学分野との組み合わせが可能
グリフィス大学(Griffith University)
アートの中心地サウスバンクキャンパスで開講。
1年目は幅広くアート基礎を学び、2年目から写真専攻へ進みます。
Bachelor of Visual Arts(Photography)
- 入学:2月
- 学費:30,500ドル/年
- 提出:なし
- 成績3.7以上で直接出願可
ウーロンゴン大学(University of Wollongong)
写真を人文・社会科学分野と自由に組み合わせられる柔軟性の高い専攻です。
Bachelor of Arts(Photography)
- 入学:2月・7月
- 学費:26,592ドル/年
- 作品提出なし
- 高校成績3.8以上で直接入学を目指せる
エディスコーワン大学(Edith Cowan University)
アート系に強く、写真のストーリー分析や社会文脈まで踏み込んだ学びが特徴です。
Bachelor of Media and Communication(Photography)
- 入学:2月・7月
- 学費:30,900ドル/年
- 作品提出なし
- 成績3.6以上で直接出願可
アデレード大学(University of Adelaide)
Group of 8 の中で唯一、写真専攻を開講。
世界基準のスタジオ設備で、広告、建築、ファッションなど幅広い撮影技術を習得できます。
Bachelor of Media(Photographic Imaging)
- 入学:2月・7月
- 学費:35,000ドル/年
- 作品提出なし
- 主に付属カレッジのファウンデーションから進学
写真コース進学に必要な準備
- 英語試験(IELTS 6.0〜6.5)
- 作品提出が必要な大学はポートフォリオ準備
- 高校成績(GPA)による進路選択
- ファウンデーション+編入ルートの検討
出願条件は大学ごとに大きく異なるため、早めの確認が重要です。
オーストラリアで写真を学ぶ魅力
- 多文化社会で多様な被写体に出会える
- 自然と都市の両方に撮影スポットが豊富
- アートイベントやギャラリーが日常的にある
- 独特の光と色彩が作品表現の幅を広げる
写真学の学びと実践を深めるのに最適な環境です。
写真学をオーストラリアで学びたい方へ

写真学といっても、
- アートとして表現力を磨きたい
- フォトグラファーとして働きたい
- メディア・社会学と掛け合わせたい
など、目指す方向性は人によってさまざまです。
オーストラリア大学留学専門サポートセンターは、
大学・TAFE・専門学校・語学学校の正規代理店として、
- 希望に合う専攻・進学ルートの提案
- 作品提出や出願書類のチェック
- 願書提出〜合格後の渡航準備
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まで 完全無料 でお手伝いします。
まずはお気軽にご相談ください。

