
オーストラリアへの留学をする際に気を付けないといけない事のひとつが「紫外線」です。
皆さんもニュースなどで見たり聞いたりしたことがあるかと思いますが、オーストラリアは紫外線が強く、その強さは日本とは比べ物になりません。
ちょっと外に買い物に行っているだけでも耳を日焼けしたりします。
特に肌の弱い方は日焼けに注意です。
そこで、オーストラリアの紫外線事情について詳しく説明していきます。
なぜオーストラリアの紫外線が強いのか?

では、なぜオーストラリアは紫外線が強いのでしょうか?
その原因のひとつが、オゾン層の破壊です。
本来、オゾン層は紫外線のなかでも特に有害で生体に影響を及ぼす波長から守ってくれる役割があります。しかし、そのオゾン層が破壊されたことで紫外線がたくさん地上に届くこととなってしまっているのです。
そして、オーストラリアがオゾン層の下に位置しているという地理的な影響もあって、紫外線が強いのです。
日本ではあまり気にしない方もいらっしゃいますが、オーストラリアの紫外線は強力で、その強さは日本の5~7倍ともいわれています。
そして、元々色白であるオーストラリア人は紫外線に弱く、70歳までに3人に2人が皮膚がんを発症するといわれていますので、気を付けましょう。
紫外線の種類
紫外線にはUV-A波、UV-B波、UV-C波の3種類に分かれています。
そのうち地球上に届いて私たちが生活の中で浴びているUVはA波とB波になります。
では、A波とB波はどんなものなのでしょうか。
| UV-A波 | A波は紫外線の約95%を占め、皮膚の奥深く真皮まで届いて弾力性を失わせ、老化を促進させます。 |
|---|---|
| UV-B波 | B波は肌の表皮層に吸収されます。 その為、皮膚はメラニンを生成して防御するわけですが、結果として日焼けを起こし、肌が黒くなります。 オーストラリアで問題になっているのはこちらの方です。 強い紫外線の影響でUV-B波を受ける量が多いため、皮膚がんの発症率が世界の中でも高いと言われています。 |
紫外線の予防対策

オーストラリアでは紫外線による健康被害が増えていたことから、これらを予防するために1980年代に「サン・スマート(Sun Smart)」プログラムが導入されました。
『スリップ・スロップ・スラップ・ラップ(Slip, Slop, Slap, Wrap)』というスローガンを合言葉に、特に肌がまだ弱い子どもたちへの紫外線予防指導を進めています。
スリップ・スロップ・スラップ・ラップは以下の言葉の先頭の単語です。
- Slip on a long sleeved shirt! ⇒ 長そでのシャツを着よう!
- Slop on some sunblock! ⇒ 日焼け止めを塗ろう!
- Slap on a hat that will shade your neck! ⇒ 帽子をかぶろう!
- Wrap on some sunglasses! ⇒ サングラスをかけよう!
【紫外線対策1】日焼け止め
オーストラリア政府はウェブサイト上で、SPF30以上の日焼け止めクリームを2時間ごとに塗り直すことを推奨しています。
SPFとは、紫外線を防御する効果の度合いを表し、数値が高ければ高いほど紫外線を防ぐ効果も高まります。
オーストラリアは地域によって、あるいは季節によって暑くなり汗をかきますので、こまめに日焼け止めを塗って予防しましょう。
【紫外線対策2】帽子・サングラス
日焼けにばかり気が行きがちですが、目の保護も大切な事です。
紫外線は眼にとっても有害で白内障の原因になるので、外出の際などには帽子やサングラスは必須アイテムです。
【紫外線対策3】UVカット素材の衣服
オーストラリアでは紫外線が強いため、なんと衣服には紫外線保護指数UPF(Ultraviolet Protection Factor)基準があり、売られている衣服のラベルにUPF指数が表示されているものもあります。
UPFの数値は、衣服が太陽の紫外線を遮断する効果を数値化したもので、UPF15以上が良いとされます。
UPFは最高50+まであり、水着はUPF50+がおすすめです。
日焼け止めの所でお話ししましたSPFのような感じですね。
こういう表記がされているのはオーストラリアならではかもしれません。
オーストラリアに行くときには紫外線から肌を守る対策を

ここまで読まれた皆さまならもうお分かりいただけたかと思いますが、オーストラリアはとにかく紫外線が強いです。
日本の夏くらいに考えるのではなく、しっかりと紫外線の対策をしましょう。
それが自分の将来の肌を守る事に繋がっていきます。
ぜひ、留学される際には紫外線対策を!


