【2026年最新】オーストラリアの大学留学中にバイトはできる?週48時間ルール・時給・注意点

大学留学

オーストラリアの大学・大学院の留学生は、条件を満たせばアルバイトが可能です。授業期間中は2週間で計48時間まで、休暇中は無制限で働けます。2026年7月改定の全国最低賃金は時給A$26.44(時給約3000円)ですが、職種により異なります。本記事では、学生ビザのルール、収入試算、人気の職種、仕事探し、税金、トラブル対策を一次情報に基づき解説します。

2026年のオーストラリアのバイト時給はいくら?

全国最低賃金は時給A.44(2026年7月1日改定) Fair Work Ombudsman

オーストラリアの労働条件を定める政府機関(Fair Work Commission)の発表によると、2026年7月1日からの全国最低賃金は時給A$26.44(週38時間勤務で週給A$1,004.90)です。これは、特別な労働協定(Modern Awardなど)の指定がない、成人の基本給となります 。

ただし、カフェや飲食店、お店(小売)などで働く場合は、業種ごとに定められた最低賃金のルール(Modern Award)が適用されます。職種や年齢、これまでの経験、雇用形態(アルバイトの種類)、働く曜日や時間帯(土日祝日や深夜など)によって時給は上がります。「全国最低賃金=全員同じ時給」ではない点に注意しましょう。

「カジュアル雇用」なら時給A.05になるケースも RACC Australia

オーストラリアには「カジュアル雇用(Casual)」と呼ばれる、シフトの保証がない代わりに時給が高く設定される働き方があります [cite: 1.2.2]。この場合、基本時給に25%の手当(Casual Loading)が上乗せされるため、時給はA33.05(A33.05(A33.05(A26.44×1.25)にアップします。

ただし、カジュアル雇用の時給が全員一律でA$33.05になるわけではありません。働く業界のルールや、土日祝日の特別手当(Penalty Rates)などによってさらに高くなる場合もあるため、契約時に自分の時給を確認することが大切です。

週12時間・20時間・24時間で月いくら稼げる?【税引き前の目安】

基本時給(A26.44)とカジュアル時給(A26.44)とカジュアル時給(A26.44)とカジュアル時給(A33.05)で働いた場合、1ヶ月に稼げる金額の目安(年間52週÷12ヶ月で試算)は以下の通りです [cite: 1.2.2]。

  • 週12時間の場合: 通常時給なら月約A$1,375 / カジュアルなら月約A$1,719
  • 週20時間の場合: 通常時給なら月約A$2,291 / カジュアルなら月約A$2,864
  • 週24時間の場合: 通常時給なら月約A$2,750 / カジュアルなら月約A$3,438

※上記の金額は税金が引かれる前の「総支給額」です。実際にはここから税金が引かれます [cite: 1.2.4]。また、休日手当やシフトの変動は考慮していません。なお、学生ビザの就労上限(授業期間中は2週間で48時間以内)を超えないようシフト管理には十分注意してください。

アルバイト代は、あくまで現地での生活費(食費や日用品代など)を一部補うためのものと考えましょう。大学の授業料、家賃、留学生保険(OSHC)、渡航費などの大きな費用をすべて現地でのアルバイト収入だけで賄う計画を立てるのは非常に危険です。

オーストラリアの大学留学生におすすめのアルバイト職種

留学中は、自分の英語力に合わせるだけでなく、大学への通いやすさ、授業や課題との両立、将来のキャリアにつながるかどうかを意識して仕事を選ぶのがおすすめです。

カフェ・レストラン・ホテル

カフェのバスタ(淹れ手)、接客スタッフ、厨房での洗い場・調理補助(キッチンハンド)、ホテルの清掃や受付など。自分の学業に合わせてシフトを選びやすいのが特徴です。接客では日常英会話が必要になりますが、厨房業務であれば会話の機会が少なめなケースもあります。お酒を扱うお店で働く場合は、州ごとの酒類提供資格(RSA)を取得する必要があります。

スーパー・小売・販売店

レジ打ち、商品の補充・棚出し、接客アシスタント、倉庫での作業など。日本での接客やレジ経験がある人は、英文の履歴書(レジュメ)に書いてアピールすると採用につながりやすくなります。

大学キャンパス内の仕事

大学の図書館スタッフ、新入生サポート、イベントの運営、学生アンバサダー(大学のPR役)など。学内の仕事は留学生に人気で倍率も高いですが、キャンパス内で働けるため移動の負担がなく、学業と両立しやすいのが大きなメリットです。大学の就職支援窓口(Career Hub)や掲示板をチェックしてみましょう。

家庭教師・日本語チューター

日本語を学びたい人や、日本の学習科目を教えるチューター。自分の得意分野を生かして働けます。個人で仕事を受ける(個人事業主扱いになる)場合は、税金の手続きや労働時間の管理ルールをあらかじめ確認しておきましょう。

専攻に関連するインターン・リサーチ補助

IT、マーケティング、会計、デザインの補佐や、教授の研究室での手伝いなど。自分の専門分野のスキルや実務経験が得られるため、単にお金を稼ぐ以上の価値があります。ただし、「インターンだから学生ビザの就労時間制限(2週間で48時間)に含まれない」と自己判断するのは厳禁です。大学の正規プログラム(単位取得に必須の実習等)を除き、原則として労働時間に含まれるため注意が必要です。

【信頼できる公式情報源(参照元)】

  1. オーストラリア政府 公正労働公認監督官(Fair Work Ombudsman)
  2. オーストラリア政府 公正労働委員会(Fair Work Commission)
    • Annual Wage Review 2026 Decision [cite: 1.2.2]

オーストラリアでバイトをする際の注意点|違法な労働条件を避けよう

留学生であっても、オーストラリアで働くすべての労働者と同じように、現地法律(Fair Work Act)に基づく権利と保護が与えられます [cite: 1.2.3]。以下のような条件を提示する勤務先には注意してください。

  • 最低賃金を下回る時給で働かされる
  • 実際に働いた時間より短く給与明細(Payslip)に記載される
  • 給与明細が発行されない、研修や開店・閉店の準備作業が無給にされる
  • 何時間も無給で「トライアル(お試し勤務)」をさせられる
    • ※法律上、スキルチェックのための短い時間(1〜2時間程度)を除き、働いた時間分の給料は支払われなければなりません 。
  • 「通報したらビザを取り消す」と脅される
  • 学生ビザの就労上限(2週間で48時間)を超えるシフトを強要される

【知っておくべき重要な権利】雇主(バイト先のオーナーや店長)に、あなたのビザを取り消す権限はありません。ビザに関する決定権は政府機関であるDepartment of Home Affairs(内務省)だけにあります。

賃金の未払いや悪質な条件に直面した場合は、政府の労働相談窓口であるFair Work Ombudsman(FWO)へ相談できます 。オーストラリアには「Assurance Protocol(保護制度)」があり、労働被害の相談をしたことだけを理由にビザが取り消されることはありません 。

また、手渡しでの給与(Cash in hand)についても注意が必要です 。手渡し自体が違法なのではなく、「給与明細が出ない」「税金の申告をしない」状態での手渡しが違法となります 。「現金手渡しだから税金もビザの制限時間も関係ない」という説明は絶対に信用しないでください 。万が一、給与が支払われなかった場合にも働いた証拠が残らなくなってしまいます 。

よくある質問|オーストラリア大学留学中のアルバイト

Q. オーストラリアの大学留学生は週24時間まで働けますか?

A. 授業期間中の基本ルールは「週24時間」ではなく「2週間で48時間」です。 「1週間で24時間まで」と固定で考えるのではなく、月曜日から始まる14日間(2週間)の合計時間で確認します 。掛け持ちで働いている場合は、すべての勤務先の時間を合計して計算してください 。

Q. 大学の夏休み・冬休みはフルタイムで働けますか?

A. はい。大学が定める正式な長期休みの期間中は、時間の制限なく働けます。 ただし、長期休みの期間中であっても、夏期講習など別の授業(単位)を受けている場合は制限が継続することがあります。大学が発行する年間カレンダー(Academic Calendar)とご自身のビザ条件を確認しておきましょう 。

Q. 英語が話せなくてもバイトは見つかりますか?

A. 職種によって求められる英語レベルは異なりますが、ある程度のコミュニケーション力は必要です。 接客がメインのカフェやショップでは注文やトラブル対応の英語力が求められますが、厨房での調理補助(キッチンハンド)や清掃業務などは会話の頻度が比較的少なめです。ただし、どの職場でも安全上の指示や接客マニュアルを理解するための英語力は不可欠です。不安な方は、大学の就職支援窓口(Career Hub)などを活用して準備を進めましょう。

Q. 大学の学費をバイト代だけで払えますか?

A. バイト代だけで学費全額を賄う計画はおすすめできません。学生ビザの就労時間制限(2週間で48時間)があることに加え、学業(授業や課題)との両立も必要なため、アルバイトで稼げる金額には限界があります。学費・保険料・当面の生活費は日本から準備しておき、バイト代は現地での生活費補助や予備費として考えるのが安全です。

Q. 大学の無給インターンは48時間の制限に含まれますか?

A. コースの正規カリキュラム(単位取得に必須の実習など)を除き、原則として制限時間に含まれます。「無給だから時間制限に含まれない」と自分で判断するのは危険です。大学の国際学生サポート窓口やHome Affairsのビザ条件(Condition 8105)を確認して判断してください 。

Q. バイト先に最低賃金以下で働くように言われたら?

A. 証拠を保存し、政府の窓口(Fair Work Ombudsman)に相談してください。 まずはFair Work Ombudsmanの計算ツール(PACT)などでご自身の正しい適用時給を確認しましょう。その上で、契約書、シフト表、給与明細、雇主との連絡履歴(メールやLINEなど)を必ず保存・記録しておき、必要に応じてFair Work Ombudsmanに相談することをおすすめします。

まとめ|大学留学ならオーストラリア大学留学専門サポートセンター

オーストラリアの大学留学生は、学生ビザの条件を守れば就労可能です。授業期間中は2週間で48時間以内、正式な休暇中は原則制限なしで働けます。

2026年7月改定の全国最低賃金は時給A$26.44ですが、実際の時給や手取りは職種や条件で変わります。

学業に支障のないシフトから始め、大学のキャリア支援や求人サイトを活用しましょう。大学選びは学費や家賃、アルバイトのしやすさも併せて比較することが大切です。

まずは、希望する専攻・予算・英語力・入学希望時期を整理し、実際の大学名を挙げて相談してみましょう。

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