オーストラリア大学出願までの流れ（高校3年生向け）

オーストラリアの大学で勉強したいけれど、なにから始めれば良いのか、不安に思われる方も多くいらっしゃると思います。
ここでは、オーストラリア大学進学を検討されている高校生向けに、オーストラリア留学検討スタートから出願の流れを解説します。
大まかに以下の4つのステップになります。

それでは各ステップでの詳細を見ていきましょう！

このステップが最も大切です。 まだ進学したい大学・学部が決まっていない人は、まずは大まかでいいので、どんな業界・分野で活躍したいかを考えてみましょう。

ホスピタリティ業界で活躍したい人もいれば、IT（プログラミング、アプリ/ゲーム開発、サイバーセキュリティなど）に興味がある人、エンジニア（環境、海洋、建築、機械など）や医療（看護師、理学療法士、ソーシャルワーカーなど）、ビジネス系（会計士、マーケティング、人事、マネージメント、政治、広報、起業）と、ありとあらゆる業界・分野に関することが学べます。

オーストラリア進学を検討スタートした時点で、1つの分野に候補を絞るのは難しいと思うので、まずは2,3候補を挙げてください。

勉強したい業界・分野がみえてきたら、次はどの大学・学部にするかを検討します。
オーストラリアの大学は40校ほどと数自体は多くないため、候補は絞りやすいです。

どの大学も大規模で複数都市にキャンパスを持っているので、「どの都市で勉強したいか」という視点で大学を絞っていくのも1つの方法です。

大都市がよければシドニーやメルボルン、比較的ゆったりとした環境＆気候が良い所であればゴールドコーストやブリスベン、というように都市を絞っていきます。

また、オーストラリアの大学は総じて世界的な評価が高いので、先に大学を決めるのではなく、まず学部を決めて、その学部の評価が高い大学を選ぶというのも良いでしょう。

例えば、観光やホテル業界で活躍したい方は、グリフィス大学が有力候補です。グリフィス大学はゴールドコースト＆ブリスベンにキャンパスを持ち、ホスピタリティ/観光分野はオーストラリアNo.1、世界No.3の評価を得ています。

オーストラリア大学一覧はこちら

1つの大学、学部に絞るのは難しいかもしれません。そんな場合でも心配ありません。複数の大学、学部に同時出願可能なので、進学先を最終決定するのは、高校卒業の時期でも大丈夫です。まずは第3候補ぐらいまで決めていきましょう。

将来こんな職業に就きたいけれど、どの学部を専攻したらいいのかわからない、自分が選んだ大学や学部について詳しく知りたいなどあれば、オーストラリア留学カウンセリングのプロである弊社にお問い合わせください。
スタッフは全員オーストラリアの大学または大学院を卒業しており、自身の経験も踏まえて丁寧にアドバイスします。

入学時期

一般的にオーストラリアの大学コース、Diplomaコース入学時期は2・7・10月の年3回となっています（大学や学部によって異なります）。
日本の高校卒業は3月のため、7月または、10月入学を目指すことになるでしょう。

出願時期

大学や学部にもよりますが、ほとんどのオーストラリアの大学は出願の明確な期限がありません。
よって、高校3年生のどの時期でも出願可能です。
理想としては、4〜12月の間に出願し、希望の学部コースに入学できるのかを審査してもらいましょう。

出願費用

弊社からの出願は無料です。（グループオブエイトと呼ばれる8大学など、一部の大学では出願費が$100ほどかかる場合があります。

出願に必要な書類

出願に必要な書類は高校卒業前と、卒業後とで異なります。
それぞれ以下の書類が必要になります。

オーストラリア大学進学を検討される場合、
まずは1.卒業見込書（日本語、英語）、2.最新の成績証明書（日本語、英語）を、高校に手配してもらいましょう。

日本語と英語それぞれ別の書類で発行してもらってください。書類は開封厳禁と書かれた封筒に入って受け取る場合が多いですが、開封してもらって構いません。

4.英語証明は、まだテストを受けていなければ、後から提出可能です。
また、先に提出したスコアより、高いスコアが取れれば再提出することができます。

入学条件

留学生がオーストラリアの大学への入学する場合、日本の大学に進学するような入試はありません。入学には主に2つの条件があります。それがこの二つです。

英語条件は、所定の英語力をテスト（IELTSやTOEFLなど）で証明する、または大学付属の語学学校（または大学提携の語学学校）の英語コースを所定の成績で修了させることにより、その条件を満たすことができます。一部の大学では独自の英語テストを導入しています。

学歴条件は、高校の成績及び履修科目を審査の上、条件を満たすかどうか判断されます。または、大学付属カレッジでDiplomaコース（大学1年次に相当）やファンデーションコース（大学進学準備コース）を修了させることで、条件を満たすことができます。

学部によっては大学付属カレッジのDiplomaコース経由ができない、成績基準が違うことがあります。また、オーストラリアの公立職業訓練校であるTAFEや、大学提携私立カレッジのコースを修了することにより学歴条件を満たす場合もあります。

どの方法での進学が自分によってベストなのか、オーストラリア留学を専門としているカウンセラーと話し合いましょう。

審査は概ね2〜4週間ほどを要します。審査が通った場合はオファーレターという学費や規約が記載された正式な書類が大学より発行されます。
オファーレターには以下2種類があります。

条件なしオファーレター（Unconditional Letter of Offer）は、全ての入学条件を満たしているので、書類の記入＆初回の学費を支払えば入学確定となります。

条件ありオファーレター（Conditional Letter of Offer）は、英語条件を満たしていない場合や、まだ最終の成績証明書、卒業証明書を提出していない場合などに発行されます。

オファーレターが発行された時点では、支払いや入学の義務は一切ありません。また、大学からの正式な学費の詳細、規約等が記載されています。
複数大学からオファーレターをもらっている場合は、どの大学コースにするか、じっくり検討しましょう。

入学条件

ここまでで、オーストラリア留学検討スタートから出願、オファーレター発行までの流れを把握できたと思います。出願に際し、どれくらいの英語力や成績が必要なのか心配、、、という方もいるでしょう。そんな場合は、まず出願をしてみましょう！

出願することにより、どれくらい英語コースに通う必要があるのか、学歴条件を満たしているのかが、わかります。

オーストラリア大学留学専門サポートセンターでは、オーストラリア教育機関の正規代理エージェントとして、学校相談＆ご紹介、出願代行、現地サポートなど、全て無料で提供しています。

カウンセリングスタッフは全員、オーストラリアの大学を卒業しています。
皆様の不安や疑問が解決するよう、蓄積してきた知識、経験を基に適切なアドバイスを行なっています。